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節句凧・CM凧の募集

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大凧について

大凧の作製

凧の大きさ

 

大凧:縦15m 横11m 重さ800kg
小凧:縦 6m 横 4m 重さ150kg

大凧の作り方

  • 小貼り
    大きさ縦45センチメートル×横30センチメートルの和紙の縁に大和のりを幅1センチメートルののりしろに貼付していく。
    縦辺に合わせたタテバリと横辺に合わせたヨコバリの2通りを作る。

 

  • 大貼り
    「小貼り」で作ったタテバリとヨコバリを交互に貼り付ける。 これは、和紙が破れた場合に縦と横で和紙の繊維方向が異なるようにし、破損を最小限度にとどめるためである。 まず、横方向に小貼りした和紙を敷き、これを基本として、タテバリ、ヨコバリを交互にのりづけする。 最後にこの凧紙をガムテープで補強する。
  • 骨作り
    頑丈な骨を作るため、割った竹をいくつも重ねてひもで縛る。
    その上にビニールテープを巻きつけ、さらに紙を巻く。
  • 文字書き
    方眼紙に約40分の1の大きさの下図を書き、これを大貼りした和紙の上に方眼を設置して拡大して書き写し、その下書きが完了したら水性ペンキで色塗りをする。
  • 足場立て
    足場は大凧を立てかけるため、また、糸目をつるために組まれるので、地表面に対して垂直ではなく大凧を支える側に若干傾斜している。
  • 骨組み
    骨組みは足場の前で行う。 まず、男竹を足場材の骨を組む場所に等間隔で置いていく。その上に横骨を置き、次に縦骨を置く。本数は縦骨15本、横骨17本。縦横の骨が組まれた後、凧の対角線上にオヤボネと呼ばれる骨が組まれる。さらに補強用のマスボネと呼ばれる骨が組まれる。骨組み終了後、足場に立てかける。
  • 紙貼り
    紙貼りはカッターナイフで切れ目を入れながらのりづけをする。この時に切った部分や大凧の四隅の裏側に和紙を重ね貼りして補強する。さらに裏側にお祝いの朱文字と初節句を迎えた子どもの名前が書かれた和紙が貼られる。上若組の場合は大凧の表に貼られる。
  • 弓張り
    巻尺で計測しながら大凧の中央部で約90センチメートルのたわみができるように凧の横骨をロープで結ぶ。この後、荒縄を大凧の表側に回し、横骨に結びつける。
  • 糸目つり
    縦骨と横骨が交差する部分合計、約122本の糸目を結び付ける。これを大凧を丸太で作った足場に立てかけ糸目をつり長さを調節する。糸目の余った部分は注連縄のようになわれ、糸目が絡まないように注連縄で一つにまとめられる。
  • 飛揚

      すべての作業終了後、大凧を足場から下ろして移動させて組長の合      図で揚げる。

 

 

 

下若組事務局

344-0132 春日部市神間653 株式会社石原造園土木 内

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